僕は自分が犯した失態で責められそうになる度にいつもそこから逃げて傷つかないように生きてきた弱い人間です

こんにちは、冷川(ひやかわ)です。

いきなりですが、自分の弱さと”ちゃんと”向き合ったことってありますか?

弱さってなんやねんって話なんですが、僕の場合の弱さの1つは、

『自分が犯した失態で責められそうになる度にいつもそこから逃げて傷つかないように生きてきた』

ということです。

こんな弱さのせいで、他人に、特に、お世話になってきた人たちにたくさん迷惑をかけ、多くの人間関係を失ってきました。

例えば、

・2年近く付き合った元カノにひどい振り方をしたこと

・知り合いに借りた原付を壊して直接謝れなかったこと

・北海道に来るたびに送迎をしていた東京の資産家の連絡をブッチしたこと

・友達を誘って始めた事業で営業するのが怖くて解散したこと

などなど、もうキリがありません。

しかも、その中には直接謝れなかったこともあり、それも僕の弱さです。

誰だって自分の弱さとなんて向き合いたくはないでしょう。

辛いだけですから。笑

でもなぜ僕がわざわざ自分の弱さをさらけ出し、自分と向き合うことについてつらつらと述べているかというと、弱さと向き合うことには人生単位で大きなメリットがあるからです。

逆に言えば、弱さから目を背けて生きていくと、一生同じ過ちを繰り返し、大きな損失をもたらしてしまいます。

野球のイチロー選手は、

「僕は色んなこととと向き合うたびに、自分の弱さしか感じていないんです」

と言っていましたが、超一流の選手ですら、いやむしろ超一流の選手だからこそ自分の弱さと向き合い、自己を高め続けているのかもしれません。

僕はイチロー選手のように普段から弱さを感じるなんてことはできていませんが、会社に雇われず、暇な生活を送れるようになって初めて、自分の弱さと向き合う機会を得ることができました。

暇になってなかったら、人生どうなっていたんだろうと恐ろしくなります。

きっと一生自分が犯した失態で責められそうになるたびにそこから逃げて、大事な人間関係を失い、孤独のまま生涯を終えていたかもしれません。

要は弱さと向き合うことってそれくらい人生にとって重要なことなんです。

自分の弱さと向き合うのはキツい。でもだからこそそこに果実がある

僕は昔から罪悪感を感じることが嫌いでした。

きっと両親に人に迷惑だけはかけるなと耳にタコができるほど言われてきたからでしょう。

でも、そんな両親の教えとは裏腹に、僕は他人に迷惑をかけることよりも自分が傷つかないことを優先して、ひどいことをたくさんしてきました。

初めて「傷つかないために逃げる」ということを覚えたのは、記憶がある限り、19歳の時に居酒屋のバイトをしていた時でした。(多分、もっと小さい時からしていました。)

その居酒屋では、5つほどの先輩が僕のことを厳しくも優しく指導してくれていて、僕は誰からも愛されるその先輩をすごく尊敬していました。

僕の将来のことを気にかけ、わざわざ2人で飲みに連れていってもらったこともあるくらい可愛がってもらっていたんです。

でも、僕は居酒屋のバイトが嫌になってきたのです。

きっと、後から入ってきたバイトの子に抜かされ、どんどん居心地が悪くなっていったからでしょう。

およそ1年が経った頃、僕は連絡もせず、バイトを飛びました。

スマホにはたくさんの電話が入っていて、僕はそれを無視し続け、罪悪感を感じながらも開き直ってのうのうと友達とご飯を食べていました。

その後、バイトを飛んだくせに一人暮らしの家賃が払えないと気づいた僕は、震えながらも直接お店に行き、ひたすら謝り続けました。

これで「逃げる」ということを覚えた僕は、そこから何度も自分が傷つきそうになる前に人間関係を壊してでも、自分のことを思ってくれる相手を裏切ってでも、逃げるという選択を取り続けてきました。

人のことを考えないで自分を優先する最低の人間です。

暇になってこれまでの自分の人生を振り返っていたら、こんなことばかりを繰り返してきた自分を直視することになり、あまりの申し訳なさと悲しさで、しばらく動けなりました。

ただ、そうやって弱さと向き合ってよかったなと思えたことは、

・自分の弱さの共通点が浮かび上がってきたこと

・どれだけ自分が損をしてきたのかを身に染みて感じることができたこと

・どうすればその弱さと向き合いながら生きていったらいいかを考えるキッカケになったこと

など、今までの人生で何が問題だったのか?自分という人間がより豊かに生きるためにどうしていけばいいのか?を知るキッカケになったことです。

そして、弱さというのはなくなるものではないということも少しずつわかり始めてきました。

弱さはなくならない。だからこそどう付き合うかが重要になる

「え?弱さってなくならないの?」

と思われるかもしれませんが、おそらくなくなりません。

小さい時のコンプレックスや、これまで生きてきた過程の中で培われた弱さをなくすのは並大抵のことではないはずです。

じゃあどうすればいいのか?という話になりますが、大事なことは自分自身の弱さと向き合い、そんな自分を受け入れることだと思うんです。

例えば、女子バレーで元日本代表の大山加奈選手という人は、小さい頃は学校を何十日も休むほど病弱で、そんな自分を克服するためにバレーボールを始めたそうです。

そこから日本代表に選ばれるまでの選手になったそうなんですが、期待されていた分、常に強い自分でいなければとどんなに辛くても誰にも打ち明けず、プレッシャーや不安で眠れない時は睡眠薬に頼っていた時期もあったそうです。

そんな時に一度だけ、両親と恩師に

「辞めたい」

と告げたことがあったそうなんですが、その時に

「もう辞めていいんだよ。いつでも帰っておいで」

と言われ、心が軽くなり、強い自分でいる必要なんてないんだと思えたそうです。

大山選手は、自分の弱さと向き合い、それを打ち明けたことで、

「こんな弱い自分でもいいんだ。受け入れてくれる人がいるんだ」

ということを初めて知って、それが心の支えとなり、ひいては原動力となったんですね。

ここで重要なことは、大山選手が弱さを克服したことで問題を解決したわけではなく、逃げたくなってしまうという弱さを受け入れ、それを周りの人に打ち明けたからこそ前に進めたということです。

おそらく、皆んな自分の弱さに関しては自覚しているんです。

でも、そこに目を向けているか背けているかが違うのです。

どちらを選択するのも自分次第ですが、人生をより良くしたい、もっと本当の自分を受け入れてほしいと思うのであれば、辛くても弱さと向き合い、できることならそれを自分が信頼できる人に打ち明けてみることをおすすめします。

きっと、大袈裟じゃなく、世界の見え方が変わってくるはずです。

弱さと向き合うキッカケは暇になれたからだった

そんな偉そうに言ってる僕も、実際会社に雇われずに、暇な生活を送れるようになるまでは弱さと向き合うことなんてありませんでした。

なぜ僕が弱さと向き合えるようになったのかと考えたときに、暇になれたからというのは間違い無いんですが、本質は自分に「余裕」があるかどうかだと思うんです。

自分に余裕が生まれれば、当然他のことにも手が回りますから、それを弱さと向き合う時間に当てることもできます。

でも、余裕がなければ、頭がパンパンで弱さと向き合ってる場合じゃねーんだよってなりますよね。

だから余裕のある生活をすることってすごく大事だなと思うんです。

僕は20歳の時にバックパックで世界一周の旅をしたことがあって、やっぱり日本人の感覚というか空気って違うなって感じました。

なんか常に焦ってるというか、必死というか。

いい部分でもあると思うんですけど、変に堅苦しい気がして。

しかも、人生の中で立ち止まってじっくり自分と向き合うようなことって今の社会の仕組みとか空気感の中では中々できないわけですよね。

「忙しい」って言葉は、心を亡くすと書きます。

頑張って働くことはもちろん大事ですが、それによって大事なものをないがしろにしてしまっている感じもするんです。

余裕を持てば、自分だけじゃなく、周りの人のことも考えられるようになるし、親切にできる数も増えます。

だから僕の中では余裕を持つということが正義であり、善であり、幸せに直結することであり、社会貢献なんです。

そんな余裕のある生活の作り方ですが、僕がお伝えできるのは、僕自身が会社に雇われずに暇な生活を手に入れたおかげで経済面、精神面、時間面と、あらゆる面での余裕が生まれたので、そういう手段で人生単位で豊かになって余裕を持てる方法くらいしかありません。

が、もし僕が辿ってきた手段で余裕のある生活をして人生を豊かにしていきたい、弱さと向き合えるようになりたいと思う方、そんな生き方に少しでも興味がある方は、詳細を公式LINEでお伝えしてますので、よければ見てみてください。

資本主義なのでやっぱりお金は欠かせませんし、それ以上に価値のある時間をどう作り出すかということまで、その手段や考え方を全てお伝えしてます。(人生そのものが豊かになる話ですが、ビジネスビジネスしている面も多少なりともあるので、そういうのが苦手な方にはあまりおすすめしません。)

少しでもあなたの人生のお役に立てたら嬉しく思います。

 

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