批判されるのとか、バカにされるのってやっぱり怖いですよね。
幾つになっても怖い。
小さい頃からずっと怖い。
YouTubeに顔出しで動画出すってことは批判コメントが来ることも重々承知の上でした。
でも、批判的なコメントを浴びせられることで、自分がどんな感情になるのか?どれだけ傷つくのか?はあくまで想像の域でした。
それでもやっぱり初めてのことだし、怖くて緊張するんですね。
台本はしっかり確認しては修正を何度も繰り返し、万全の準備を整えました。
でもカメラをセットしてぶっつけ本番で喋ると、僕が見てきたYouTuber達のような饒舌なしゃべりとは程遠い、転校初日の中学生のスピーチみたいになりました。
だからハードルを下げて、撮影用のカメラの下にスマホでカンペをセットして、そのカンペをただただ読みながら話しているだけの動画が出来上がりました。
やっとの思いで出来上がった動画も、いざYouTubeにアップして評価を受けることが怖くてなり、しばらくアップ出来ませんでした。
傷ついてもチャレンジすることのメリットとは?
その動画をYouTubeにアップして、2年近くが経ちますが、15,000回くらい再生されてバッドボタンが80件。
「話が長い。」
「ん~君はまだ若い。この動画は何も得ない。自己の苦労話。性格の話は貴方の甘えです。くだらない」
「この動画、薄っぺらいじゃないか!」
このような数々の批判的なコメントをしっかりといただきました。
そして、やっぱり傷つきました。
「なんで、この人たちになんも悪いことしてないのに、こんな傷つくようなこと言ってくんだよ…!」
ぶっちゃけそんなことを思い、苛立ちさえ覚えました。
でも、なんでそんなに傷つくとわかっていながらも、その後YouTubeに100本以上の動画をアップ出来たのかといえば、どんなに小さくてもチャレンジした人しか得られない圧倒的なメリットがあるからです。
それは、「知ることができる」ということです。
自分が他人から聞いて得た「情報」と、自分が経験をしてみて知った「体感知識」は違います。
情報それ自体はさほど人生の役に立たないのに対し、体感知識は圧倒的に人生に富や豊かさをもたらします。
例えば、「お金の稼ぎ方」という情報。
YouTubeにもこういう動画がいっぱい上がっていますよね。
で、そういう動画を見て、
「あーそうなんだ。今はYouTubeで情報発信をすればお金が稼げるんだな」
ということを情報として知ったとします。
で、この時点では何もお金を稼げていないわけです。
でも、YouTubeで情報発信することにチャレンジをした場合は、自分の動画は再生されないとか、誰からも反応がないとか、色んな現実を知ることができるわけです。
もちろん、自分にはこれが向いているのか?自分は意外とこういうことが得意・苦手だったんだ!という自分自身についても多くの情報を知ることができます。
つまり、取り組んだ物事に対する情報と、その物事に取り組んだ際の自分についての情報を知ることができるわけで、小さくてもチャレンジし続ける人とそうでない人とでは圧倒的な差が生まれてしまうのは必然なのです。
能力やスキルの差などどうでもいい
僕が不労所得で生活ができるようになったのは、小さなチャレンジを続け、10点を出し続けてきたからです。
何も特別なスキルを身につけたわけでも、すごい大きなプロジェクトをやって来たわけでもありません。
その時の自分ができることで、ちょっとだけ勇気を出してチャレンジしてきただけに過ぎません。
もちろん、全く上手くいかないこと、望む結果が得られないことの方が圧倒的に多かったです。
でも、その上手くいかないこともまた、「上手くいかないことがわかった」という自分の資産になるんです。
それがわかっていけば、次は改善したり、違う手段を試してみたり、というアイデアが自然と浮かんできます。
だから、望む結果を出している人とそうでない人の差というのは能力やスキルの差なんかではなく、ただ単に小さなチャレンジを繰り返しているかどうかの差しかないのです。
情報というのは実践して初めて役に立ちます。
だから、情報を知って終わりではなく、小さくてもチャレンジしてみる。
10点でいいから出してみる、やってみる。
傷つく感情は一瞬ですが、チャレンジして得た体感知識は一生モノの資産です。
でもチャレンジしたことのない人は何もわかりません。
自分は何が向いてるのか?
自分がどういう感情になるのか?
実際にやってみてどれくらいうまくいく可能性があるのか?
何が得られるのか?
何もわからないのです。
だから怖くてもチャレンジしてる人の方が圧倒的に多くの情報量を手に入れることができるので、全ての物事において得をしてしまうんです。
僕は緊張しいで、人見知りなので、YouTubeは特に怖かったですが、顔出し動画を出してみて、傷ついて、それでも出し続けたからこそ、YouTubeについて、自分について、多くの情報を知ることができました。
それはお金に変えられない資産なのです。
もちろん、お金に直結することをすればお金を得ることもできますが、別に飛行機に乗ったことないけど乗ってみようとか、登山したことないからしてみようとか、ツイッターに投稿したことないからしてみようとか、そんな小さなことでいいんです。
ただ情報を得て満足するだけでは人生は変わりません。
どんなことでもいいので、今の自分が興味のあることで小さなチャレンジを始めましょう。
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