準備をしてないとどれだけ損をするかを語ってみます。
僕は準備をしていないというただそれだけの理由で人生を変えるチャンスを何度も逃し、お金には換算できないほどの大損をしてきた人間なので、同じ失敗をせずにショートカットして人生を変えるチャンスを掴んでもら得たらと思います。
今の現状に不満を抱いている方。
どうやったら人生が変わるかわからずに日々悶々としている方。
気持ちがマイナスの方向にばかりいって人生が楽しめていない方。
そんな方に読んでいただけると価値を感じていただけるんじゃないかと思います。
社長と会話しても収穫ゼロのアホ大学生
大学生の時だったかな。
ビアガーデンのバイトをしていた時に出会った2つ上の先輩に、
「この人の本面白いから読んだ方がいいよ」
って言われて、高橋歩っていう旅人の書籍を紹介されたんですね。
(知ってる人は知ってるかな?)
で、そこから僕は、公務員とかサラリーマン以外にも、旅をしながら自由に生きれる世界があるんだ!と感動して、そこから本格的に自分でビジネスをやることや、自由な生き方に興味を持ったんです。
でも、それ以前の僕というのは、将来何がしたいかもわからないし、ただ毎日楽しければいいやーみたいな典型的なバカ大学生で、なんとなーく社長になりたいとは思ってました。
だから大学を卒業しても就職する気はなかったし、経営者の書籍なんかは誰に薦められたわけでもなく、バイト代で買って読んでました。
そんな平凡大学生でも、当時働いてた居酒屋の社長とか、地元の後輩の社長をやってる父親と話す機会は結構あったんです。
そして、僕が若かったからか「将来どうしたいの?」って聞いてくれるわけですよ。
でも、僕は、
「いや〜、今はまだ何も考えてませんね。」
としか答えられませんでした。
そしたら相手も別の話題に切り替えてくれます。
そして、会話終了。
別の社長には、
僕「自分で何かやっていきたいとは思ってます〜」
社長「あーそうなんだ。いいね。どんなことやりたいの?」
僕「ん〜、それが全然決まってないんですよね。」
社長「そうかー。でもどんどんチャレンジした方がいいよ」
僕「はい!わかりました!」
こんな中身のない会話で終わってしまうのです。
何も準備をしていないがために、何も情報を得られないっていう・・・
準備をしている人には変化が訪れ、準備をしていない人には永遠に変化が訪れない
つまり、何が言いたいのかというと、自分が何を求めているかをわかっておかないと、パッと聞かれた時に言語化できないのです。
言語化できないということは、自分の求めているものが相手に伝わらないということ。
相手に伝わらないということは、相手が求めているものを満たす手段を知っているかもしれないし、その力があるかもしれないのに何も提供されないという損失が生じてしまうということ。
ヤバくないですか?
ただ、準備をしてないというだけで、人生を変えるかもしれないチャンスを逃してしまうんです。
もし、過去の僕が社長に質問された時に、
「僕、自分で会社やりたくて、資金がないので小さな空き部屋でできるネイルサロンをやってみようと思ってるんですけど、それってどう思いますか?」
とかって、ちゃんと自分が求めているものを知っておけば、その社長からもっと具体的な情報が得られたわけです。
もしかしたら、何年もネイルサロンを経営している社長さんを紹介してもらって、その方に開業するための手順や人材の集め方、集客方法、リピート客の作り方、予め想定される問題点なんかを聞くことができたかもしれないんです。
あーもったいない。
本当に損してました。
逆にチャンスを掴む人というのは、共通して自分が求めていることや、やりたいことを常に人に言ってます。
「私、歌手目指してるんです!」
「僕、将来自分で聴覚障害者向けのアプリ開発をしたいです!」
そういう人がチャンスを掴みやすいのは言うまでもありませんね。
「お、じゃあ知り合いに芸能関係の人いるから繋げるよ。」
「面白そうだね!うちの会社で詳しい奴いるから連絡先教えるわ。」
そうやってどんどん「人」を紹介してもらったり、「情報」をもらうことができるわけです。
1回でチャンスをものにできる確率は低いかもしれませんが、準備をしていない人のチャンスは0。
でも、準備をしている人のチャンスは常に1以上なのです。
チャンスを掴むための具体的なステップ
じゃあ、チャンスを掴むためにどんな「準備」をしておけばいいのか?
簡単です。
STEP1 スマホのメモ帳アプリを開く
STEP2 自分はどうなりたいのか?と書く
STEP3 自分がどうなりたいかを書く
STEP4 日々思いついたらそこに付け加えていく
これだけです。
人間というのは、こうやって質問を投げかけないと自分のことですらちゃんと考えることをしないのです。
だから人と話したり、書き出すことって大事なんですね。
例えば、今、
「あなたの強みと弱みは何ですか?」
と質問したら、答えられますか?
多分多くの方は即答できないんじゃないかと思います。
でもそれくらい皆んな自分のことを知らない、わかっていないということなんです。
だから自分に質問を投げかけて、それに対して答えるということを日常的にやっている人ほど、
自分がどういう人間なのか?
どういうことをやったら上手くいきやすいのか?
どういうことを辞めたら成功しやすいのか?
を理解しているんです。
これは「準備」にも繋がる部分ですね。
特にやりたいことがない場合の特効薬
ちなみに先ほどのステップとは真逆の、引き算のアプローチというのもあります。
STEP1 スマホのメモ帳アプリを開く
STEP2 自分がやりたくないことは?と書く
STEP3 自分がやりたくないことを書く
STEP4 日々思いついたらそこに付け加えていく
そうやってやりたくないことを断捨離していって残ったもの・残った状態を目標とするというアプローチです。
これであれば、やりたいことが特にない方の場合でも、自分が求めているものが明確になっていきますし、いざ人に聞かれた時でもパッと自分が求めているものを言語化しやすくなります。
「僕は会社に雇われることだけは絶対に嫌で、フリーランスで生きていきたいと思っています!」
「私は事務などの単純作業がどうしても苦手なので、人とたくさん会話できる仕事がしたいです!」
これだけでもだいぶ違いますよね。
もちろん、具体的になっていればいるほど相手には伝わりますし、その理由も伝えると相手の感情も動くので尚いいですね。
どちらのアプローチにせよ、ポイントは最初から完璧主義にならずに「まず1行だけ書いてみる」ということです。
暇だから書いてみよーくらいの感覚でOKです。
その積み重ねで人生変わります。
盛ってません。本当です。
① 自分が何を求めているのかを知って(準備)
② 人に伝える
これだけで圧倒的にチャンスを掴みやすくなります。
僕も大学を卒業してからはバカの一つ覚えみたいに、
「会社作りたいんだよねー」
とか
「起業したいんですよねー」
って言いまくってました。
(漠然とし過ぎてるからあまりよろしくない笑)
でも、そうするともう、「冷川(僕の苗字です)=会社やりたい人」みたいなブランドイメージも確立されるんですよね。
そしたら、友達が知り合いの経営者を紹介してくれたり、こんなことやったら上手くいきそうだよねっていうアイデアを貰えたり、どんどんその方向に物事が進んでいったんです。
結果起業して2回も失敗しましたが…(笑)
その辺の話も含めて、暇になるまでにどういう人生を歩んできたかをまとめていますので、よければ読んでみてください。
本質は、相手にこちらの情報(需要)を提供すれば、それを満たしてれる情報(供給)が入ってくるということです。
相手にこちらの情報を渡すために、自分を知るという「準備」をしてチャンスをものにしましょうというお話でした。
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