この記事は、僕が社会に出てからその重要性を身をもって感じた”お金”のことについて書いています。
前置きとして伝えておきたいのは、僕は億万長者のことが嫌いなわけでも僻んでいるわけでもありません。
今の資本主義社会において、お金という『ほぼどんなものとでも交換可能な魔法のような道具』の価値が高いことは言うまでもありません。
ただ、”お金を持っていればいるほど幸せになれる”という価値観についてはいささか疑問があります。
かく言う僕も、そんな価値観で20代を過ごしてきた人間のうちの一人でした。
そんな僕の経験も踏まえ、お金についてどういう風に捉え、どうやって向き合っていったら人生が豊かになるのかを知ってもらいたいのと、あなた自身の今後の人生について考えるきっかけになったらと思い、この記事を書いています。
「お金があれば幸せになれる」のウソ
先日、FXのトレーダーからこんな話を聞きました。
「お金に執着しすぎて、たとえ1億円稼いでも、それを失う恐怖に駆られてパソコンのトレード画面から1日中離れられない人がたくさんいる。
ご飯を食べる時も、家族と過ごす時も、常に画面をチェックしないと気が済まなくて、画面を見ない時間の心のザワザワ感に耐えられなくなる」
と。
この話を聞いて、億万長者になっても全然幸せじゃない人もいるんだなーと思いました。
普通に考えたらお金をたくさん持っていれば、
買えるものの選択肢が広がるし、
旅行にだって好きなだけ行けるし、
貯金の額が少ないことで将来に不安を感じることもなくなるし、
わざわざ安い給料の会社で働く必要性もなくなります。
でも、上記のFXトレーダー達は僕が思うに全然幸せそうじゃありません。
その理由は、おそらく『目的を見誤って手段と混同してしまっているから』です。
FXトレーダーになろうと思った理由はわかりませんが、きっとお金持ちになりたかったからその道を選んだのだと思います。
でも、お金持ちになるということが本当の目的ではないはずです。
なぜなら、みんなが「お金」と呼んでいるあの福沢諭吉が描かれた原価数十円の紙切れ自体が欲しかったわけではないからです。
本当に欲しいものというのは、お金を得た先にあります。
例えば、優越感だったり、安心感だったり、家族との幸せな時間だったり・・・
ここは人によって千差万別ですが、それこそが本当に得たい『目的』なはずです。
にもかかわらず、上記のFXトレーダーのようにお金を稼ぐという手段に時間や精神を奪われてしまっては本末転倒になってしまうのです。
「お金持ちになりたい!」と言って、”お金持ちになれる方法”的な書籍を買ったり、仮想通貨に投資をしたり、FXでハイリスクな投機をしたり、高額の情報商材を買っている人は、仮にお金を稼げたとしても同じような道を辿ることになるでしょう。
(過去の僕もその道に行こうとしていた一人でしたが…苦笑)
目的と手段を履き違えた結果待っているのは、後戻りのできない絶望と後悔です。
金持ちになれればそれで本当に幸せなんでしょうか?
一度しかない人生を本当に豊かなものにできるのでしょうか?
いささか疑問ですが、そんな僕にもお金を追いかけて目がドルマークになって
「とりあえずカネがあれば幸せになれるんだー!」
と、お金に取りつかれていた時期がありました。
本当に欲しいものはお金じゃなかった
僕がお金持ちになりたかった理由は会社に雇われたくなかったからでした。
理由は、会社に勤めることが僕にとっては苦痛以外の何物でもなかったからです。
苦痛を感じるポイントはたくさんありました。
仕事がある週5日か6日は、起きた時にいつも胸の辺りが苦しくなるのを我慢して、早起きしなければいけないことだったり、
せっかく友達に誘われても、次の日が仕事だからという理由で諦めなきゃいけなくなったり、
仕事場に行ってもうまく馴染むことができずに、周りの人たちが楽しそうに会話しているのを横目に一人で孤独感を感じていたことだったり、
仕事ができないことで他人から評価されずに、ただ言われたことだけを淡々とこなしてつまらない時間を過ごしていたことだったり、
アルバイトという立場でいることで、友達にバカにされるんじゃないかとビクビクしながら生きていたことだったり。
そして、何よりも僕が苦痛を感じていたのは、せっかく1日の仕事が終わって喜んでも、
「また明日も仕事だ…」
「明日が終わっても明後日も仕事あるんだった…」
と、先の予定が仕事で埋まっていることでした。
それは、休みの日でも同じで、せっかくの日曜日を友達と楽しんでいてもふとした時に、
「明日からまた仕事が始まるのか…」
と考えてしまい、すごく憂鬱な気持ちになるんです。
僕にとってはそれが苦しくてしょうがなかったんです。
だから、そんな苦痛が続くといつも決まって仮病を使って仕事を休んだり、連絡もせずに会社を飛びました。
そんな感じだから1年以上同じ仕事が続いたことは1度もありませんでした。
でも、僕にとってアルバイトは唯一の確実にお金を稼げる手段でしたから、どんなに苦痛でも、仕事を辞めても、また求人誌で仕事を探して誰かに雇われて働くしかなかったんです。
この時に、
「もっと楽にお金を稼げる方法はないのか?」
と思い、思考停止し、仮想通貨や高額の情報商材にお金をかけて借金317万円を抱えてしまいました。
その時はただただ
「お金が欲しい…」
「お金さえあれば…」
と思っていましたが、今思うと、僕が本当に欲しかったもの、目的にするべきものはお金なんかじゃありませんでした。
『朝起きた瞬間に「今日は何しよう」から始まる1日が365日続く状況』
そんな人生が送れたら、それだけで僕は幸せでした。
それさえあれば、たとえ月の収入が10万円台と他の人より少なかったとしてもよかったんです。
お金なんかじゃなく、そんな状況こそが僕が心の底から求めているものでした。
僕は億万長者なんかになりたくない
だから僕は最初に書いたFXトレーダーのような、あくせく労働しながらもお金を失う恐怖心に支配されて大事なものを見失い、それと引き換えに大金を得ている億万長者にはなりたくありません。
僕の人生が幸せになる条件はあくまで、誰にも束縛されない、何の義務もない自由な状況が持続的に続くことです。
過去にはお金にとらわれていた僕も、
結果的に今では、
『インターネット広告へ投資して複利をかけて資産を増やしていく』というビジネス・仕組みを構築したことよって、会社にも雇われず、不労所得のような形で収入を得て理想の人生を実現することができています。
その状況が得られるのであれば別に億万長者のように数千万〜数億円というお金が得られなかったとしても全然よかったですし、
手段も自分が気兼ねなく続けられるようなやってても嫌じゃないことであれば何でもよかったです。
(手段については工夫次第という側面もありますが)
でも、間違いなく言えるのは、
起業、株式投資やFX、不動産投資、ネットワークビジネスなどの数千万の資産や人脈が必要不可欠で且つ(時間的リスクも含めた)大きなリスクを負わねばならないものを排除して、
リスクもない上に最も期待値の高いインターネットを使ったビジネスにフォーカスできたからこそ、理想の状態を手に入れることができたということです。
そして、目的と手段をはっきりと分けて考え、自分の得たいものを最短で得られる道を選択してきたからこそ得られたのだと思います。
アルバイトの時ですら使えない人間だと思われていた僕が自分の理想とする人生を得られた理由はおそらくそれだけです。
僕が本当に欲しかった
『朝起きた瞬間に「今日は何しよう」から始まる1日が365日続く状況』
も含め、
『自分が好きな人とだけ仕事をしたり好きな時に好きな場所に行ける状況』
や、
『お金や人間関係のストレスも「働かなきゃいけない」という義務感や強制感も何も無い状況』
を得るための時間とお金は、月に30万円の不労所得さえあれば余裕です。
もし、今の現状に満足していないのであれば、
まず最初に、
「自分が本当に求めているものは何だろうか?」
と問いかけてみてください。
そして、その目的を叶えて一度きりの人生を豊かなものにするために、今からどういう手段を選択すればいいのか?一緒に考えていきましょう。
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