もう時間を売るのはうんざりだ

こんにちは、暇人の冷川(ひやかわ)です。

GWだったので久々に地元の友達と集まったんですが、お酒も進んで数時間が経った頃に、話題が仕事の話にな移りました。

友人のY君は警備会社に勤めているのですが、仕事に取られる時間の長さに嘆き、ぽろっと、

「やっぱり時間なんだよな〜」

と独り言のように呟いていました。

特段その仕事が好きなわけでもなく、ムカつく上司がいたり、つまらないと感じながらも頑張っているとのことでしたが、そんなY君が1番のストレスを抱えていることが『時間』でした。

なんせY君の仕事は大型スーパーの施錠や勤怠管理、店舗の安全確認など全てを請け負うもので、朝早い時には4時起きで、そこから閉店後まで働きっぱなしの日もザラにあるとのことでした。

しかも年間休日はたったの100日ほど。

一緒に飲んでいた公務員のE君よりも40日(1ヶ月以上)も少ない休日しかなかったのです。

ゲームやアニメが好きなY君にとって、ゆっくりと自分の時間を確保できない毎日は苦痛で、

しかもGW真っ只中にも関わらず、Y君だけが次の日も仕事が入っていて、せっかくの楽しい時間なのにどこか憂鬱そうでした。

転職では解決しない『時間』の問題

Y君はもう少し時間が確保できそうな会社に転職することも考えていたそうです。

そりゃ不規則でかつ、丸々1日仕事で潰れる日もざらにあるような働き方が肌に合わないのであれば今すぐにでも辞めた方がいいと僕も思います。

でも、「転職」という言葉を聞いたときに、

「それじゃあ何も根本的な解決にはならないんじゃないか?」

とも思いました。

なぜかと言うと、会社に雇われている以上、基本的には自分の労働力を対価にお金を得るしかないからです。

この社会は『価値と価値の交換』によって成り立っています。

この『価値と価値の交換』という原理原則は物々交換をしていた時代と何も変わっていません。

Y君は会社に自分の労働力を提供することで会社に利益をもたらしていますが、それこそが会社にとっての価値です。

その対価として給料というY君にとっての価値を受け取っています。

これがY君の現状。

だから当然残業をすれば給料は増えますが、逆に会社を休み続けたら収入は減る、働かなかったらお金がもらえないということが起きてしまいます。

これは極端な話、やりたくもない仕事に人生の大半の時間が奪われる人生が確定してしまうということです。

価値と価値の交換が本質なのであれば、時間を使わなくてもお金を稼いでいる人たちがいることにも納得がいきます。

その人たちは共通して時間を使ってお金を稼ぐのではなく、お金を使ってお金を稼いでいます。

転職という選択をしたとしても、自分の労働力を対価にお金を稼ぐということにおいては何も変わりません。

Y君が本当に手に入れたいと望んでいる『時間』を得るためには、会社を雇われるという選択を捨てて、お金でお金を生み出す方向に働き方をシフトするしか方法はないのです。

『時間持ち』になるためのお金でお金を生み出す仕組み

じゃあお金をお金で生み出すにはどうすればいいのかと言えば、

『投資』

です。

あなたは稼いだお金のほとんどを貯金もしくは生活費に充てていませんか?

それが一般的でしょうが、実はこのお金の使い方では一生時間は得られません。

先ほども言ったように、会社からもらうお金はあなたの時間や労働力を会社に提供した対価として得られるものだからです。

資産運用もやってるよ!という方もいるかもしれませんが、資産運用は長期的に資産を増やしたり、インフレなどのリスクを減らすための手段であり、今すぐ時間を得るための手段ではありません。(もちろん資産運用もすごく大事なことなのですが…)

時間を使わずにお金を得るためには、お金を投資して労働力に働いてもらい、利益を生み出し続けるしかないのです。

歴史上、大きな富を築いてきた人たちはほぼ例外なく、この方法で一生掛けても使いきれないほどのお金と、自由な時間を手に入れています。

しかし、その人たちはまたこれもほぼ例外なく貴族や自ら事業を起こした事業家です。

なので一般人が労働力を買うには、裕福な家に生まれるか、自分で事業を起こすしかなかったのです。

でも、現代にはインターネットというものがあります。

どんな個人でもインターネットで労働力を買うことができるんです。

詳しくは別の記事でも話しているので読んでみていただければと思いますが、、当たり前のように使っているインターネットが実は僕ら一般人にとって、とんでもなく可能性を広げてくれるツールだったんですね。

時間持ちだけが得られる幸せ

時間を得るためには会社に時間や労働力を対価にお金を得る働き方を辞めて、労働力を買うことにお金を投資し、その労働力に働いてもらって利益を生み出す必要があることがお分かりいただけたと思います。

実際に僕もインターネットで労働力を買うことで、月の労働時間は4時間程度、暇すぎて苦痛になってきたときにこうやってブログを書くような生活を送る暇人になりました。

時間が有り余る人生は、時に孤独を感じることもあります。

でも、何のためにやっているのかわからない仕事や、わずかなお金を稼ぐためだけにしていた仕事に1日の半分以上を奪われる毎日と比べたらどれほど幸せかは比べるまでもありません。

朝起きた瞬間、

「今日は何をしよう」

から始まる毎日が送れるのです。

家族や友達が困っていたらすぐに助けにいけるのです。

自分が嫌だなと思う人と時間を共有する必要がなくなるのです。

思いつきでその時やりたいと思ったことがすぐにできるようになるのです。

僕はこれといった趣味もなく、多趣味の人を羨ましく思っていたのですが、最近では図書館に行って色んなジャンルの本を読んでみたり、アートや落語などのそれまで触れたことのなかった文化に触れてみたり、自然の豊かな所へ行ってゆっくり焚き火をしたりと、人生の幅が広がりました。

これは限りある貴重な時間を嫌な仕事、お金のためだけの仕事に費やす必要のない状況が得られたからこその幸せだと僕は実感しています。

でも、あまりにも周りのみんなが当たり前のように会社に勤めて働いているから、

そんな生き方をしたらダメなんじゃないか?

自分にはそんな生き方はできないんじゃないか?

と思うと思います。

僕もそうでした。

両親は公務員。

友達はみんな就職して公務員や会社員として働いている中、その人たちよりも能力やメンタル面で劣っている自分が時間持ちになれるはずがないと。

でも、それはただの思い込みに過ぎなかったんだということを学びました。

周りの環境の当たり前がそのまま自分の当たり前になります。

今いる環境の人たちとは別の価値観や生き方をしている人と出会い、自分の当たり前が変わればできないということがただの思い込みだったことに気づけます。

だから大事なことは今いる環境の当たり前とは別の当たり前の世界で生きている人と出会うこと、接点を作ることです。

そんな小さなことから人生は変わります。

逃げて、甘えて、楽をしようとして。会社に雇われない生き方を選んだ冷川涼介のプロフィールを読んでいただければわかりますが、こんな底辺の人間でも人生が変わりました。

最初に登場したY君のように、時間がないことに苦しみを感じている方はぜひ時間持ちを目指して一歩踏み出して踏みだしてみてください。

 

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