こんにちは、冷川(ひやかわ)です。
フリーター時代、僕にとって朝の時間というものは辛くて辛くしょうがなかったです。
呼吸が苦しいんです。
だからすぐに起きれない。
でも、決められた時間に会社に出勤するために、目覚ましを止めて起き上がり、急いで準備しなければなりません。
決められた時間に出勤するということよりも、決められた時間に出勤しなければいけないという義務感みたいなものの方が僕にとってははるかにストレスが大きかったように思います。
なんで毎日必ずこんな思いをしなければいけないんだ?
こんな疑問を何百、何千回と繰り返し生きてきました。
朝がそれだけ辛いから、夜寝る前も次の日が全く楽しみじゃない。
そんな毎日を繰り返しながら、1つ、また1つと歳を取っていく。
このまま老人になる恐怖を感じながらも、何も変わらないもどかしさと同居しているようでした。
こんな生活を続けていいわけがない
はっきり言って、こういう生活を毎日のように繰り返しているのであれば、
「おかしい」
と思わなければいけません。
(というか、そう思った方が自分にとっていい方向に進めていけるのではないかと考えています。)
辛い・苦しいというのはその人にとってのストレスサインなんですから、それを蔑ろにして生きているのはおかしいのです。
放っておくと遅かれ早かれ、必ず精神や身体に支障が出てきます。
だからそんな自分で自分を痛めつけるような状況にいるのであれば、なるべく早くそこから逃げることを僕はオススメします。
「そんなこと言っても会社に勤めなきゃ生きていけないんだから耐えるしかないじゃないか!」
そんな声も聞こえてきそうですが、別に生きていくための道は会社に雇われるだけじゃありません。
法人の代表、個人事業主という会社に雇われない生き方をしている人は日本に約900万人います。
だいたい人口の1割程度なのでこれを多いと捉えるか、少ないと捉えるかはそれぞれですが、割とこの900万人というのは、僕のように会社に雇われて生きていくのが特段苦しい人とたちであると思っています。
だって、わざわざ借金や倒産のリスクを負ってまでチャレンジしてるんですよ。
普通じゃないですよ。
僕が会社に雇われずに生きていく道を選択した理由は、会社に雇われることによるあらゆるストレスが、どうしても耐えられなかったからです。
そこから逃避するための手段が、自分でビジネスをすることだったというだけなんです。
好きな時間に起きていい。
頑張りたいと思った時だけ頑張ればいい。
好きな時に好きなだけ休みを取っていい。
こういうことが許される会社があったならば、僕はその会社に喜んで入社していたでしょう。
でも、現実的にそんな会社は存在しません。
こんな働き方が許されるのは企業の役員クラスくらいで、僕は役員に上り詰めれるほど優秀な人間でもありません。
むしろクズ中のクズ。
いわゆる「使えない人間」ですから。
戸惑ってしまうほど豊かな毎日
でも、そんな僕が今や
”
好きな時間に起きていい。
頑張りたいと思った時だけ頑張ればいい。
好きな時に好きなだけ休みを取っていい。
”
こんな毎日を送っています。
ありえないと思うと思います。
でも、事実として、毎日が暇で、なんの義務感も束縛も存在しない、本当の意味での自由な生活を送っています。
だから、僕の1日は朝起きた瞬間に
「今日は何しよう?」
と考えるところから始まります。
そして、天気が良かったら散歩に行き、カフェでゆっくり読書をし、帰ってきても暇だからこうやってブログを書いたり、情報収集をしたり、電話をしたりと過ごしたり。
とにかく何やらなきゃいけないことがないので、何を選択してもいいわけです。
何をしてもいい。
どこに行ってもいい。
誰と会ってもいい。
こんな自由すぎる生活に、最初は戸惑いすら感じました。
(自分の人生の目的を考えるようになり、そこが明確になってきたことで、徐々に目的とは関係のない不要なことを断捨離し、やることが絞られてはきましたが…)
でも、こんな毎日にこそ僕は幸せと豊かさを感じるのです。
会社に雇われていた時の毎朝苦しくなってしまうこととか、次の日が楽しみじゃなくただただ1日1日を無駄に過ごしてしまうような生活とはもう比較になりません。
僕が暇になってどんな生活を送っているか?は、毎日昼間からネトフリ見てる生活に飽きました を読んでみてください。
こんなヘンテコな生活こそが本来の人間のあるべき姿だ
改めて、毎日決められた時間に出勤し、言われた業務をこなし、それでいて給料も休日も勤務地も人間関係も全てが決められた人生は”おかしい”と僕は思います。
これは僕の価値観なので、それは違うと思う人もたくさんいると思います。
会社にこれだけのことを決められて、義務や束縛でがんじがらめだとしても、それを上回るメリットがあったり、そっちの方が楽だという人もたくさんいると思います。
でも僕は無理。
苦しい。
しんどい。
でも、本来人間という生き物は裸で狩りをして暮らしていたような動物です。
縛られるものなど何もないのです。
国家、法律、会社、結婚なんてものはなくて、皆んなが「ある」と信じているだけなんです。
実際は今もそんなものは「ない」んです。
もちろんそれらがなければ秩序が保たれないし、経済も発展しないので必要不可欠なものです。
でも、そういうことを言いたいんじゃなくて、
『暇を持て余して朝起きた時に「今日何しよう?」って思えるくらいが人間らしいじゃないか』
っていうことを言いたいんですね。
余りにも今の生活に慣れてしまっていると、どんどん視野が狭くなり、
「自分はこの道で生きていくしかないんだ」
「この自由がない苦しい生活が当たり前なんだ」
という勘違いを起こしてしまいます。
要は
「今の自分がいる環境がこの世界の全てだ」
と勝手に思い込んでしまうということです。
でも違います。
学校で例えたらわかりやすいですが、クラスでいじめられていて辛い。
でも、別に世界は自分のいるクラスだけではないのです。
他のクラスもある。
他の学年もある。
他の学校だってある。
もっと視野を広げれば、外国の学校だってある。
つまり、今の自分のいる世界が全てだと思い込んでしまう状況にいるとずっと辛いままですが、一歩教室の外に出て違う世界の存在を知ると、
「今いる場所に執着する必要なんてなかったんだ!」
ということがわかります。
会社も一緒です。
今の生活が苦しい、辛いのであれば、違う世界を自分から見に行きましょう。
もっと”あなたにとって”生きやすい居場所”が必ずあります。
そして、ここだと思ったら、辛いことや苦しいことから逃げるために迷わずそこに飛び込んでいきましょう。
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